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2005年 09月 17日
「場面緘黙児だった」って考えにかたよっているのは
いくつか要因があるのです。 1 家では活発でよくしゃべるし、よく笑う 2 学校へ行くのが嫌ではない、不登校の発想すらなかった 一言も話さないのは学校でのみ、これはひっかかる。 他の「場面」、例えば親戚の家、お習字教室などでは 普通の「見かけはおとなしい子」って感じだったと思う。 謎なのは、学校へは休まず行くってこと。 自分でも不思議だ、行ってもつまらない学校なのに、何故か遅刻は嫌いで、 毎日同時刻に家を出ることに執着していた。 1分でも遅れると、内心あせりまくった。 何故、通い続けたんだろう。 給食を4年間1度も食べた事がなかったのに、元気だったなあ。 緘黙児は不登校になりにくいそうだが、何を根拠にした特徴なんだろうか。 今、恐ろしい事を考えてしまった。 家で笑っていても「 こんなに気を使ってニコニコしてんのに、パパもママも何で解らないんだろう」という感情が常にあった。 実は、家にいるのがとても嫌で早く学校に行ってしまいたかった。 学校は気を使って笑う必要が無かった。 ・・・・怖いな、これは。 #
by nekomarumusi
| 2005-09-17 23:11
| 緘黙(かんもく)?
2005年 09月 17日
「この障害は幼少時に発症することもある」
・・・ってことなので、あえて 社会不安障害(対人恐怖)が、幼稚園依頼ずっと続いているとする。 前回の続き、ここの最後の方に気になることが書いてある。 対人恐怖の傾向ってものがあるらしい。 それによると、以下のように分けられましたよ。 幼稚園~中学3年まで⇒内向性・弱力性 傾向は、内向性・心配性・対人的傷つきやすさ・心気性・受動的 高校時代~OL時代⇒強迫性・強力性 傾向は、完全欲・優越要求・自尊欲求・健康欲求・支配欲求 結婚後~現在⇒再び内向性・弱力性に戻った 本当ですか? すごく相反する傾向だと思うけど、全部対人恐怖なわけ? うーん・・まあ確かに、目から鱗、幼少時よりの対人恐怖症の可能性ありだな。 社会不安障害が原因でうつ病になるのなら、 社会不安障害が原因で緘黙症になるって考えは変なのかな? 専門家にぜひともお聞きしたいところですねえ。 #
by nekomarumusi
| 2005-09-17 22:55
| 緘黙(かんもく)?
2005年 09月 12日
熱を出して小学校を休んだ日のこと。 熱といえば、体温計。 昔の体温計は、水銀が入っていました。 それを何かのひょうしに割ってしまったのです。 そしたら、何とそこには・・・・ コロコロしてて、まとまりが良くて、摩訶不思議な物体、水銀が姿をあらわしたではありませんか。 「狭い牢屋に閉じ込められていた私を解放してくれたのは、あなたですね」 なんて水銀が言う訳ないが、コロンとまとまったそれは、 水に入れたドライアイスなんてお呼びじゃないぐらい、とことん私を魅了した。 水銀には魔法の力がある、これがあれば魔女になれるかも! なーんてさ、空想は果て知らず。 錬金術師と魔女は「世界妖怪辞典」の中でも憧れの的です。 何たって人間だし、努力次第でなれそうなところが、吸血鬼よりは現実味帯びています。 ふと我に帰ります、ママにしかられる・・・真っ青・・・ 水銀で遊んだことよりも、体温計を割ったことを見つかるのが怖かったので、 隠蔽しました。 2階ベランダの屋根の上に、ケースと割れガラスを水銀ごと捨てたのです。 証拠隠滅! たぶん親にはバレバレ。 アマルガムや錬金術はまだ理解していなかったと思うけど、 挿絵版画にあるビーカーや不思議な実験器具は大好きでした。 水銀には不思議な魅力がありました。 #
by nekomarumusi
| 2005-09-12 21:15
| 魔女的 記憶断片
2005年 09月 11日
良く憶えていないんだけれど、幼稚園前だから2歳ぐらいの時のこと。
すごく恐ろしい思い出です。私がいけないんだけどね・・・ 私は何故だかお風呂に入りたくなくてエンエン泣きまくっていました。 我が家は当時、都内では珍しい10人家族で、 その時は父方の叔父さん2人と母親と妹が居たんじゃないかな。 私、あまりに泣くもんで、大人達は私に罰を与えました。 庭の梅の木に、私を縛り付けたのです。 それは大きな、2Fまで届くほどのシダレウメです。 夕方とはいえ、もう真っ暗に感じ、虫は飛んでるし、クモの巣はあるし、 上を見ればカラスの巣だし、もうパニックです。 そうなると泣くどころじゃありません、梅の木の感触がぞくぞくして、 幽霊が出てきそうな風がサワサワして、脳内がやたら活性化するんです。 ややあって開放された時は、やたらとクールになっていたと思います。 その後、おとなしくお風呂に入ったかどうかは記憶にありません。 母親と叔父達は最悪の関係だったので、その中に居た私は、 嫌な空気を嗅ぎ取って、泣いてしまったのでしょうか。 最近、母親にこれは事実だったのかと聞いたところ、 「そうそう、あれであんたの性格が解ったもんだよ、 なつかしいねえ~まだ明るかったと思うけどねえ」 ・・・おい!そんなウットリするような思い出か? #
by nekomarumusi
| 2005-09-11 23:12
| 悲劇的 記憶断片
2005年 09月 11日
幼稚園に入って、初めての衣替え。
夏服はクリーム色のセーラーカラーのワンピースで妙におしゃれに感じました。 麦わら帽子も新鮮で、一体どこから買ってきたのが不思議でした。 みんなが今日からこれを着てくるなんて、信じられない気がします。 それよりも何よりも、着るのが、恥ずかしいんです。 家族にはやしたてられる気がして、どうしても着たくないんです。 代わるがわる見に来ては 「あら、ねっちゃん、かわいいじゃない」って言われるのが すごく嫌。からかわれているみたいで、嫌。 ・・・・じゃあ、あの時、どうして欲しかったんだろう? まず、当日の朝に初めて与えるのではなく、せめて前日には 「明日からはこれを着るんだよ」と教えて欲しかった。 恩着せがましく、行動にゆとりの無い与え方をされた。 帽子のリボンの位置、スカート丈、なんかが 「これではいけない」様な気がした。 母親が間違っていると思ってしまった。 #
by nekomarumusi
| 2005-09-11 22:59
| 悲劇的 記憶断片
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